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事業の成長も、子育ても。変化を前向きに歩む管理職のキャリア

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事業の成長も、子育ても。変化を前向きに歩む管理職のキャリア
関愛里朱 楽楽勤怠 パートナーセールス 2016年入社

IT企業にて営業職を経て、2016年パートナーセールスとしてラクスに入社。
「楽楽精算」のパートナーセールスおよび直販営業を経験。2度の産休・育休取得を経て復職し、2026年より「楽楽勤怠」パートナーセールス課の課長に就任。

お客さまの声に寄り添い進化を続ける「楽楽勤怠」

――まずは、「楽楽勤怠」がどのようなプロダクトなのか教えてください。

「楽楽勤怠」は、出退勤や勤務時間、残業、休暇取得などの勤怠データを一元管理し、勤怠管理や給与計算の業務負荷を軽減するクラウド勤怠管理サービスです。

2024年に大幅なバージョンアップを行い、リブランディングしました。以前はシンプルな機能提供が中心でしたが、現在は働き方の多様化や法改正に応じたシフト管理などにも対応できるよう様々な機能を追加し、お客さまごとの運用に合わせて柔軟に利用いただけるプロダクトへと進化しています。

――機能開発も、お客様の声がきっかけになるのでしょうか。

そうですね。既にご利用いただいているお客さまからいただくご要望はもちろん、導入をご検討中のお客さまとの商談で伺った「こんな機能があればもっと便利になる」といったお声が機能開発につながることも多くあります。
営業として、お客さまの声がプロダクトに反映される様子を見られるのは、やりがいの一つだと感じています。

お客さまの悩みに寄り添い、勤怠管理だけでなく人事労務領域まで幅広く提案

――「楽楽勤怠」では、お客さまへの提案はどのような体制で進めているのでしょうか。

「楽楽勤怠」の営業組織は、インサイドセールス(以下、IS)とフィールドセールス(以下、FS)に分かれています。

ISがお問い合わせをいただいたお客さまとの最初の接点を担い、その後、FSがお客さまの課題や運用状況をより詳細に伺い提案を行います。

FSはさらに役割が分かれており、私は代理店と連携して提案を行うパートナーセールスに所属しています。直販ではお客さまの検討状況に応じて役割を分担していますが、パートナーセールスでは短期・中長期を問わず幅広い案件を担当しています。エンタープライズ企業を専門に担当する組織も立ち上がり、事業の成長に合わせて営業体制も広がっています。

パートナーセールスでは、パートナー会社様の事業課題をラクスのソリューションで解決し、お互いに成長・発展し合える関係を築くことが、私たちの本質的な価値提供です。単にラクスのサービスを販売して利益を上げていただくことにとどまらず、「楽楽勤怠をフックに、パートナー会社様ご自身の主力サービスや事業の拡大へ繋げていただくこと」を目指し、パートナー会社様と一緒に日々お客さまへの提供価値を模索しています。直販営業と異なり、社外に多くの味方(ブレイン)を持ち、数多くの営業の方々とタッグを組んで、より広大な顧客層へインパクトを与えられるのがパートナーセールス担当の大きな醍醐味であり、一番面白いところですね。

――お客さまに提案する際に大切にしていることを教えてください。

お客さま自身が「勤怠管理に困っています」と相談されるケースばかりではありません。そのため、「勤怠管理」という言葉が出なくても、日々どのような業務フローで運用しているのかを丁寧に伺いながら、何に困っているのかを整理しています。 

例えば、タイムカードやExcel、紙で勤怠を管理している企業では、法改正への対応や集計作業に多くの時間を費やしているケースも少なくありません。日々の業務フローや運用状況を伺い「システム化によってどのような価値を届けられるか」を考えて提案しています。

また、勤怠管理だけでなく、人事労務領域全体に課題を抱えているお客さまも多くいらっしゃいます。そのため、お客さまのお悩みに幅広く寄り添うことを目指し、2026年に人事情報の管理や労務手続きをサポートするクラウドシステム「楽楽人事労務」の提供を開始しました。

勤怠管理だけでなく、人事労務領域まで含めてお客さまへ提案できるようになり、営業として提案の幅も広がっています。

チームで成果を出す面白さが、管理職を目指すきっかけになった

――営業として経験を重ねる中で、マネージャー昇格を意識するようになったきっかけは何だったのでしょうか。

漠然と「いつかマネージャーに」という想いはありましたが、転機はリーダー就任時でした。それまでは個人の目標数字を追うことばかり意識していましたが、いざ着任すると自分より年上のメンバー2人をマネジメントすることになったんです。

年上メンバーへの接し方に悩み、試行錯誤の連続でしたが、泥臭く向き合う中で「自分一人で成果を追うよりも、メンバーと一緒に成果を出した方が、組織として生み出せるインパクトは圧倒的に大きい」という手応えを得られました。

チームで成果を出す面白さと成功体験を教えてくれた、優秀で温かい当時の2人のメンバーには、今でも「本当にありがとう…!」と感謝の気持ちでいっぱいですね(笑)。この原体験があったからこそ、本気で管理職を目指そうと決意できました。

――マネージャー昇格を目指す中で、意識していたことはありますか。

「マネージャーになりたい」と周囲へ宣言し、自ら逃げ道をなくすことからスタートしました(笑)。口だけで終わらせないよう、意識したのは「社内の知見を泥臭く吸収すること」です。

自分の営業領域にとどまらず、他プロダクトのマネージャーに時間をもらって「どう組織を動かしているか」をヒアリングしたり、社内研修の学びを翌日にはチームのアクションへ落とし込んだりと、当時はとにかく必死でした。

ですが、ラクスには自ら手を挙げる社員を見捨てず、全力で引き上げてくれるカルチャーがあります。日常会話や1on1でも、視座を高めるアドバイスや「愛の鞭」となる鋭いフィードバックを数多くもらいました。役員や他部署の管理職まで親身にサポートしてくれたからこそ、今の自分があると思っています。

メンバーの壁に寄り添い、ともに歩む存在でありたい

――メンバー育成で大切にしていることを教えてください。

私が一番大切にしているのは、「ラクスで活躍できる人」ではなく、「どの環境でも活躍できる社会人」を育てることです。

そのため日頃の1on1では、「なぜそう考えたか?」「自分ならどうするか?」と問いかけ、思考プロセスを深掘りする癖をつけています。単なる指示や数値結果だけの管理ではなく、思考力を鍛えることで、点での理解から脱却し、どんな仕事や環境でも自ら考えて行動できる真の力が身につくと信じているからです。

私自身も、ラクスが約300名ほどの規模だった頃に入社し、現在では2,000名を超える組織へと成長する過程を経験してきました。担当プロダクトの変更や営業スタイルの変化など、さまざまな環境の変化がありましたが、その都度学びながら適応してきたことで、自分自身も成長できたと感じています。だからこそ、変化に対応する力は、ラクスだけでなく、その先のキャリアでも大切な力だと考えています。

――メンバーと向き合う上で、意識していることはありますか。

私自身、課長に着任して日が浅く、会社や事業部の方針を噛みくだきながら自課の目指す姿に合った人材を育てる難しさを実感しています。まさにメンバーとともに試行錯誤の毎日です。

だからこそ、向き合う上では「答えを教えず、一緒に考えること」を大切にしています。まず「1年後にどうなりたいか」という目指す姿をすり合わせ、逆算して毎月のアクションへ落とし込みます。1on1でも「どこでつまずいているか」「なぜそう考えたか」を対話しながら紐解くスタイルです。

また、業務を任せる際も丸投げはしません。等級に応じて「目指す方向性やスケジュール」を提示し、具体的な手段は本人に考えてもらいます。短スパンで検証できる指標を設定し、進捗のズレにすぐ気づいてリカバリーできる仕組みも整えています。

失敗を恐れず挑戦できる環境をつくりながら、一人ひとりの成長に寄り添い、一緒に前へ進める存在でありたいですね。

子どもが生まれて、マネジメントの考え方が変わった

――2児の母でもある関さん。子育てを経験して、仕事への向き合い方に変化はありましたか。

子どもが生まれて一番変わったのは、「自分が動けばいい」という考え方では成果を出せないと実感したことです。時間に制約がある中では、自分1人ががんばるだけでは限界があります。だからこそ、チームで成果を出すことを前提に考えるようになりました。

仕事を任せるときも、「誰ができるか」ではなく、「その経験が本人の成長につながるか」を大切にしています。もちろん、任せきりにはせず、自分がフォローできる状態をつくった上で任せています。また、自分が急に休んでも困らないように、案件の状況は日頃から共有しています。私自身もメンバーの頃からそうしてきましたし、周囲にも助けてもらってきました。子育てをきっかけに、チームで成果を出すための考え方がより強くなったと感じています。

――子育てと仕事を両立する上で、大切にしていることを教えてください。

「時間がないから大変」と考えてしまうと、仕事も子育ても苦しくなってしまいます。

私は、限られた時間の中で「何ができるか」を考えるようにしています。仕事は1日の中でも多くの時間を占めるからこそ、毎日前向きに取り組みたい。「自分がいつ休んでも現場が回る状態」を作るため、3つの仕組みを徹底しています。

1つ目は、思考のオープン化です。自分の考えや問いを隠さずリーダー層に開示することで、自分と同じ視野を持つリーダーが育ち、不在時でも現場が自立して動くようになります。2つ目は、管理数値のシンプル化です。組織の健全性をひと目で把握できる核となる指標を定めて運用しています。そして3つ目は、情報の徹底共有です。ルールやナレッジはすべてチャットに残して資産化し、全員がすぐに検索・活用できる環境を整えています。

――子育てとキャリアを両立する中で、ラクスらしいと感じることはありますか。

育児休業や時短勤務などの制度が整っていることだけでなく、それ以上に周囲の理解が大きいことが、ラクスらしいと感じています。

急な休みが必要になったときも、「今日は休んで大丈夫」「明日も無理しなくていいよ」と声を掛けてもらえることが多く、安心して仕事と子育てを両立できています。子育てを経験している管理職も多いため、相談しやすい雰囲気があることも心強いですね。お互いに支え合う文化が深く根付いているからこそ、子育てとキャリアの両立にも前向きに挑戦できると感じています。

成長フェーズだからこそ、新しい挑戦の機会が広がる

――「楽楽勤怠」事業部の今後の展望について教えてください。

今後は「楽楽勤怠」だけでなく、「楽楽人事労務」を含めて、HR領域全体でお客さまをご支援できる体制を広げていきます。

また、現在は首都圏を中心とした体制ですが、中長期的には対応エリアも広げていく予定です。
勤怠管理という市場自体は成熟していますが、ラクスの中では「楽楽勤怠」事業部はまだ成長フェーズにあります。だからこそ、新しい役割や挑戦の機会もこれからさらに増えていくと思っています。

――最後に、ラクスをキャリアの選択肢として検討している方へメッセージをお願いします。

この変化の大きい環境は、成長意欲を持ち、新しいことを楽しみながら挑戦できる方にとっては、とても面白い環境だと思います。
勤怠から労務までお客さまの課題を幅広く解決できる組織を目指し、一緒に挑戦してくださる皆さんと働けることを楽しみにしています。

※所属・役職はインタビュー時点(2026年8月)のものです。

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