「期間」で設定できるチェック条件
- 複数月(1ヵ月以上)の勤務実績を対象としたチェック
- 2つ、または3つの集計項目の合計を対象としたチェック
- 1年間の中で条件に該当する月の数のチェック
チェックの種類ごとに、選択できる項目や画面表示は異なります。
また、選択した項目によって設定できる条件が変わることに伴い、画面上の設定項目や選択肢も変わります。
チェックの種類ごとに、その画面構成(設定できる項目と選択肢)と、設定例(具体的な設定の仕方)を解説します。
基本的な設定操作方法は、[出勤簿状況チェック]の基本設定を参照してください。
「期間」の画面構成
「期間」の「状況チェック編集」パネル(または「状況チェック追加」パネル)では、以下の項目を設定することができます。
条件名称
通知の「タイトル」を設定する
チェック内容や利用目的などを表す任意の名称を設定します。
チェック結果を通知する「お知らせ」のタイトルとして表示されます。
対象期間
チェックする「期間」を設定する
チェックの実行日を基準に、「当月/前月/当年/前年」から選択します。
「当月/前月」を選択すると、何ヵ月前~当月または前月を対象とするか指定できます。(1ヵ月間~6ヵ月間で複数指定可)
「当年/毎年」を選択すると、起算日を設定できます。
実行サイクル
チェックする「頻度」と「タイミング」を設定する
「毎日/毎週/毎月」から選択し、実行時刻(0時~23時)を指定します。
「毎週」を選択すると、曜日を指定できます(複数指定可)。
「毎月」を選択すると、日付を指定できます(複数指定可)。
対象者
「誰をチェックするか」を設定する
「全社員を対象とする/個別に設定する」のいずれかを選択します。
「個別に設定する」を選択すると、チェックの対象とする部門、役職、社員などを指定できます。
対象除外者
「誰をチェックしないか」を設定する
「設定しない/個別に設定する」のいずれかを選択します。
「個別に設定する」を選択すると、チェックの対象から除外する部門、役職、社員などを指定できます。
送信対象者
「誰に知らせるか」を設定する
「対象者に送信する/対象者の承認経路上の社員に送信する/個別に設定する/システム管理者に送信する」から選択します(複数指定可)。
「個別に設定する」を選択すると、部門、役職などを指定できます。
集計値、または平均値で比較する/期間内の該当月数で比較する
「チェック条件の設定方法」を設定する
対象期間で「当月/前月」を選択した場合、「集計値、または平均値で比較する」固定となるため、選択しは表示されません。
対象期間で「当年/前年」を選択した場合、「集計値、または平均値で比較する/期間内の該当月数で比較する」のいずれかを選択できます。
- 集計値、または平均値で比較する
複数月(1ヵ月以上)の勤務実績の「集計値」または「平均値」と、「項目」または「数値」を比較します。 - 期間内の該当月数で比較する
複数月(1ヵ月以上)の勤務実績の「集計値」と、「項目」または「数値」を比較し、該当する月数の条件を指定します。
条件式
複数条件がある場合の「OR」か「AND」かを設定する
OR条件で設定したい場合は「いずれかの条件に該当する」を選択します。
AND条件で設定したい場合は「全ての条件に該当する」を選択します。
分類
勤務実績の集計値/平均値と他の「項目」を比較するか、集計値/平均値と「値」を比較するかを設定する
チェック条件の設定方法で「集計値、または平均値で比較する」を選択した場合、「集計値と項目を比較/集計値と固定値を比較/平均値と項目を比較/平均値と固定値を比較」のいずれかを選択できます。
「集計値と項目を比較」を選択すると、対象期間の勤務実績を集計した値と設定した項目との関係を比較してチェックします。
「集計値と固定値を比較」を選択すると、対象期間の勤務実績を集計した値と設定した値(固定値)との関係を比較してチェックします。
「平均値と項目を比較」を選択すると、対象期間の勤務実績の集計値を該当月数で割った値と設定した項目との関係を比較してチェックします。
「平均値と固定値を比較」を選択すると、対象期間の勤務実績の集計値を該当月数で割った値と設定した値(固定値)との関係を比較してチェックします。
チェック条件の設定方法で「期間内の該当月数で比較する」を選択した場合、「項目と比較/固定値と比較」のいずれかを選択できます。
「項目と比較」を選択すると、「当年または前年の起算日から1年間」の各月の勤務実績と設定した項目との関係を比較し、条件に該当する月数をチェックします。
「固定値と比較」を選択すると、「当年または前年の起算日から1年間」の各月の勤務実績と設定した値(固定値)との関係を比較し、条件に該当する月数をチェックします。
集計/平均する「項目」は、2つ、または3つの集計項目の合計を対象として、チェック条件を設定することができます。
初期値では、「項目を加算しない」が選択されていますが、「1項目を加算する/2項目を加算する」のいずれかを選択すると関係欄で選択できる項目枠が追加されます。
関係
チェック条件の設定方法、条件式、分類で選択した内容を基軸に詳細条件を設定する
「集計値、または平均値で比較する」を選択して「集計値と項目を比較」または「平均値と項目を比較」を選択した場合、「期間内の該当月数で比較する」を選択して「項目と比較」を選択した場合は、対象となる「項目」、「不等号記号」、比較する「項目」の条件を設定します。
「集計値、または平均値で比較する」を選択して「集計値と固定値を比較」または「平均値と固定値を比較」を選択した場合、「期間内の該当月数で比較する」を選択して「固定値と比較」を選択した場合は、対象となる「項目」、「不等号記号」、比較する「値」の条件を設定します。
比較条件
「1年間」を対象期間として、設定した条件に「該当する月の数」と「設定値(月数)」を比較する「条件式」を設定する
チェック条件の設定方法で「期間内の該当月数で比較する」を選択した場合、関係で設定した条件に該当する月数(固定)と比較するための「不等号」、比較値「0ヵ月~12ヵ月」の条件を設定します。
出勤簿チェック時のメッセージ
「何を伝えるか」を設定する
送信対象者へのメッセージを設定します。
チェック結果が10件を超える場合は、CSV形式のファイルが作成され、ファイル内のメッセージ列に表示されます。
ステータス
チェックの「実行」か「停止」を設定する
「実行中」となっている場合、設定された条件にしたがってチェックが実行されます。
チェックを利用しない場合は、「停止中」を選択します。
設定例1: 3ヵ月間の時間外労働時間の平均をチェックする
毎月20日の0時に、全社員を対象として、3ヵ月間(今月/先月/先々月)の時間外労働時間の平均が60時間を超過している社員をチェックします。
※労働基準法上限値(80時間)未満の値を設定すると、事前警告となります。
チェック結果はその社員本人に通知します。
| 設定項目 | 設定内容 |
| 条件名称 | 「時間外労働時間 3ヵ月平均60時間超チェック」を入力 |
| 対象期間 |
「当月」を選択し、「2ヵ月前~当月(3ヵ月間)」を指定 |
| 実行サイクル | 「毎月」を選択し、日付「20日」と実行時刻「20時」を指定 |
| 対象者 |
「全社員を対象とする」を選択 |
| 対象除外者 | 「設定しない」を選択 |
| 送信対象者 | 「対象者に送信する」を選択 |
| 条件式 | 「全ての条件に該当する」を選択 |
| 分類 | 「平均値と固定値を比較」、「項目を加算しない」を選択 |
| 関係 | 項目に「時間外労働時間」、不等号記号に「>」、固定値に「60:00」を指定 |
| 出勤簿チェック時のメッセージ | 「時間外労働時間の3ヵ月平均が60時間を超えています。」を入力 |
| ステータス | 「実行中」を選択 |
※上記の設定例は、あくまで参考として挙げたものです。
実際に運用する場合には、お客様の環境の現状に合った設定内容をご検討ください。
設定例2: 時間外労働時間の上限値を超過した回数をチェックする
<設定内容>
毎月5日の10時に、全社員を対象として、今年1年間(4/1~)の「時間外労働時間の合計が月45時間を超過した月の数」が3ヵ月を超えている社員をチェックします。
※労働基準法上限値(年6回)未満の値を設定すると、事前警告となります。
チェック結果はその社員本人に通知します。
| 設定項目 | 設定内容 |
| 条件名称 | 「時間外労働時間 月45時間超過回数 3回」を入力 |
| 対象期間 |
「当年」を選択し、起算日に「4/1」を指定 ※2019年8月31日にチェックを実行すると、チェックの対象期間は「2019年4月1日~2020年3月31日」となります。 |
| 実行サイクル | 「毎月」を選択し、日付「5日」と実行時刻「10時」を指定 |
| 対象者 |
「全社員を対象とする」を選択 |
| 対象除外者 | 「設定しない」を選択 |
| 送信対象者 | 「対象者に送信する」を選択 |
| チェック条件の設定方法 | 「期間内の該当月数で比較する」を選択 |
| 条件式 | 「全ての条件に該当する」を選択 |
| 分類 | 「固定値と比較」、「項目を加算しない」を選択 |
| 関係 | 項目に「時間外労働時間」、不等号記号に「>」、固定値に「45:00」を指定 |
| 比較条件 | 不等号に「>」、月数に「3ヵ月」を指定 |
| 出勤簿チェック時のメッセージ | 「時間外労働が45時間超となった月が3ヵ月を超えています。」を入力 |
| ステータス | 「実行中」を選択 |
※上記の設定例は、あくまで参考として挙げたものです。
実際に運用する場合には、お客様の環境の現状に合った設定内容をご検討ください。
(記事ID:2004)