2022/11/21
プレスリリース

インボイス制度にも関わる請求書処理の手入力削減と設定ミスを防止 クラウド型経費精算システム「楽楽精算」がバージョン10.6を提供開始

2022年11月21日 株式会社ラクス

株式会社ラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村崇則、以下ラクス)は、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」バージョン10.6(以下、v10.6)を2022年11月21日(月)より提供開始します。

「楽楽精算」v10.6では、「請求書処理支援オプション※1」において、これまでAPI連携可能だった「支払先」マスタに加え、「社員」「部門」「内訳」のマスタ情報をAPI※2連携することが可能になります。これによりCSVによるマスタ連携の手間を削減し、発生しうる設定ミスのリスクを低減します。

「楽楽精算」が提供する請求書処理支援オプション※1とは

請求書処理支援オプションでは、株式会社Deepworkのinvox※3と連携し、受領した請求書の簡単なアップロードや、請求書に特化したAI-OCRによる高精度のデータ化を通じて、受領後の請求書の処理業務の工数を削減します。

「楽楽精算」受け取った請求書の処理業務を効率化

※1 「請求書処理支援オプション」はお申込みが必要な有料オプションです。
※2 APIとは異なるソフトウェア同士を繋げる仕組みのことを指します。
※3 invoxは、どんな形式の請求書が届いても、99.9%以上正確にデータ化。振込・仕訳データを生成し、経理の支払・計上業務を自動化する、株式会社Deepwork(本社:東京都新宿区、代表取締役:横井 朗)が運営するクラウドサービスです。「楽楽精算」とシステム連携した「invox for 楽楽精算」により、請求書処理支援オプションを協同で提供しています。

受け取った請求書の処理工数を効率化し、約400時間の削減※4の効果

請求書処理支援オプションを活用すると、毎月の受け取った請求書の処理工数が約66%削減※4できます。時間換算では約400時間※4の削減につながり、関係者が本来やるべき業務へ従事できる時間を増加させます。

「楽楽精算」の請求書処理支援オプション利用時の効果

※4 月間請求書処理件数200件の企業の場合の年間の想定導入効果(ラクス調査)

v10.6の機能開発の背景(経理が抱えていた課題)

手入力による経理への負荷、設定ミスのリスク

「楽楽精算」から「invox for 楽楽精算」へのマスタ情報連携を行う際に、従来は「支払先」のみAPI連携が可能でした。そのため、「社員」「内訳」「部門」のマスタ情報は管理者の手作業によるCSV編集、取込作業が必要となり、CSVを編集する手入力の手間や、編集時のマスタ設定ミスのリスクが存在していました。

v10.6の提供開始により実現できること(経理が抱えていた課題の解消)

マスタ情報連携の総API化を実現し、連携時の手入力や編集が削減され、設定ミスを防止する

従来よりAPI連携が可能だった「支払先」マスタに加え、「社員」「内訳」「部門」マスタもAPIで連携可能になります。
これにより、以下2点が実現できます。
① CSVによるマスタ連携の手入力による手間を削減します
② CSVによる連携で発生しうる設定ミスのリスクを低減します

なぜ今対応が必要?
改正電子帳簿保存法とインボイス制度により「請求書処理業務」のデジタル化は急務

2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法と2023年10月より開始予定のインボイス制度により、請求書処理業務において大きな影響を与えることが予測されています。

例)
改正電子帳簿保存法・・・電子取引をした請求書の紙保存ができなくなる など
インボイス制度・・・適格請求書の発行/受領に伴う社内外の事務処理変更 など

また、改正電子帳簿保存法の宥恕期間終了とインボイス制度開始の時期が同時期に控えており、企業の請求書処理に関する対応準備は急務になっています。

請求書処理業務に関わる法改正のスケジュール

累計導入社数No.1※5のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、従業員規模や業種に関係なく、幅広い企業様にご利用いただており、今後も請求書処理業務を含む経理業務がラクになるサービスを提供してまいります。

※5 デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2022年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/)より

累計導入社数10,000社突破!クラウド型経費精算システム「楽楽精算」とは

ラクスが開発・販売する「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現します。2022年4月時点で、累計導入社数10,000社を突破しました。

また、「紙に縛られない働き方プロジェクト」を推進し、業務のデジタル化による企業の「生産性向上」と「紙に縛られない柔軟な働き方の選択肢」の実現を支援しています。

「楽楽精算」製品サイト:
https://www.rakurakuseisan.jp/

「紙に縛られない働き方」プロジェクト特設サイト:
https://contents.rakus.co.jp/paperless/

会社概要

  • 社名
    株式会社ラクス
  • 本社
    東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿
  • 設立
    2000年11月1日
  • 資本金
    3億7,837万円
  • 代表者
    代表取締役 中村崇則
  • 事業内容
    クラウドサービス事業
  • 会社HP
    https://www.rakus.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ラクス クラウド事業本部 楽楽精算事業統括部

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