月次報告の早期化で経営判断がスピードアップ
現場に無理なく定着した業務のデジタル化
有限会社有田牧畜産業様は、黒毛和牛や酪農牛の肥育をはじめ、宮崎県と鹿児島県を拠点に畜産業および食肉加工業を展開されています。1976年の設立以来、長年にわたり畜産業に携わり、2015年には食肉加工場を開業するなど、牛肉・牛肉加工品の国内外への供給体制を強化されています。牧場から食卓まで、安心・安全な牛肉の提供に取り組まれています。
今回は、事務部にて経理業務を担当されている児玉久美子様にお話を伺いました。
- 会社名
- 有限会社有田牧畜産業様
- 事業内容
- 畜産業・食肉加工業
- 従業員数
- 70名(2026年6月時点)
- 導入時期
- 2025年7月
- URL
- https://aritabokujyo.jp/
紙・手入力中心の請求書処理に毎月20日を費やす状態
導入前の課題や、検討を始めたきっかけを教えてください。
毎月200〜300社分の請求書を紙で受け取り、事務部5名で対応していました。
具体的な業務の流れは以下の通りです。
- 紙の請求書の受け取り
- Excelへ請求情報の手入力
- 支払い証明書を手書き
- ネットバンキングへ手入力
- 会計ソフトへ手入力
- 紙の請求書を保管
この一連の作業には毎月約20日を要しており、月の大半を請求書処理に費やしていました。
紙の請求書を確認しながら手入力・手書きする必要があるため、作業に時間がかかり、入力ミスによる差し戻しや確認作業も発生していました。
また、本社と加工センターの2拠点で業務を行っていましたが、紙の請求書は本社保管のため、過去の履歴確認のたびに事務部で対応が必要となり、非効率な状態でした。
こうした状況から、業務全体の見直しが必要だと感じたことが検討のきっかけです。
「現場で使えるか」を重視してサービスを選定
「楽楽請求」を選んだ理由を教えてください。
選定にあたっては、いくつかポイントがありましたが、一番重視したのは、現場の担当者が無理なく使えるかどうかです。
担当者の多くがクラウドシステムの利用経験がなく、操作が複雑だと定着しないのでは、という不安がありました。
その点「楽楽請求」は、操作が直感的で分かりやすく、専門知識がなくても使えるシンプルな設計だと感じました。
また、それ以外にも以下の点が良いと感じました。
- 請求書の受領から仕訳、FBデータ作成までを一つのシステムで完結できること
- 導入前の面談で具体的な運用イメージを丁寧に説明してもらえたこと
他社サービスとも比較しましたが、「一番簡単にやりたいことを実現できそう」と感じたことが決め手です。
作業時間が約1/2に削減、月次報告の早期化で経営判断がスピードアップ
導入後、どのような効果がありましたか?
導入後は、請求書をスキャンして取り込むことでデータ化され、手入力や手書き作業が不要になりました。その結果、これまで約20日かかっていた業務が約10日で完了するようになり、作業時間を約1/2に削減することができました。
また、紙で管理していた請求書もデータとして検索できるようになったことで、過去の履歴確認もスムーズになり、確認作業の手間も減少しました。
特に大きな変化は、業務スピードの向上が経営にも好影響を与えた点です。
余裕をもって財務データを報告できるようになり、経営判断のスピード向上につながっています。
現場の負担を抑えながらスムーズに運用が定着
運用定着の工夫や、導入を検討している企業へのメッセージを教えてください。
運用開始当初は週1回の面談を実施し、ラクスの担当者から説明を受けながら、段階的に操作を習得しました。
その結果、導入から約2か月で、自走できる体制を構築することができました。現場の担当者からも「使いやすそう」という前向きな反応が多く、現場の担当者に大きな抵抗感もなく、運用を開始できたと感じています。
「楽楽請求」は、これまで手作業や紙中心で業務を行ってきた企業にとって、無理なく業務改善を進められるシステムだと感じています。今後もさらなる業務効率化を目指し、活用を進めていきたいと考えています。


