DEI方針

基本声明

株式会社ラクス(以下、当社)は、Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包摂性)の推進が、すべての社員の成長と組織の持続的な価値創出につながると考えています。この認識のもと、当社はDEI方針を定め、責任ある取り組みを推進してまいります。
当社は、ジェンダー、年齢、国籍、障がいの有無、宗教・信条、性的指向・性自認、家庭環境、ライフスタイルなど、多様な背景を持つ社員一人ひとりの個性と価値観を尊重し、誰もが安心して働き、能力を最大限に発揮できる職場環境の実現を目指します。
また、DEIの理念を人材戦略、組織運営、サービス提供に組み込み、企業文化として定着させることで、人的資本の活性化と社会的信頼の向上を実現し、持続的な企業成長に貢献してまいります。
また、当社は、国際連合が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)のうち、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標8「働きがいも経済成長も」、目標10「人や国の不平等をなくそう」など、DEIに深く関わる国際的な社会課題の解決に貢献する姿勢を重視し、社会的潮流との整合を意識しながら、組織の持続可能性と公正な社会の実現に努めてまいります。

コミットメント

適用範囲

本方針は、当社のすべての役員及び従業員(契約社員・派遣社員を含む)に適用いたします。方針は採用、人事制度、教育、働き方、職場環境、キャリア開発等の人的資本マネジメント施策に幅広く適用されます。また、当社の事業活動に関わるすべてのビジネスパートナーに対しても、本方針の趣旨をご理解いただき、支持・協力していただくことを期待しております。

苦情処理・救済措置

DEIに関する懸念、事故、違反に関する通報や相談については、当社の通報制度を通じて適切に受け付け、速やかに事実確認及び是正措置を講じます。通報者に対する報復的措置は一切行いません。

教育・啓発

当社はDEIに関する社内理解の促進が重要であるという認識のもと、社内教育・啓発の在り方や実施方法について、継続的に情報収集・検討を行っております。今後も、社内外の動向を踏まえつつ、当社にとって最適な学習機会や枠組みの可能性を探求してまいります。

ガバナンスと情報開示

本方針は、取締役会の監督のもとで推進されております。DEIの取り組み状況については、適切な形で開示・報告を行ってまいります。

ステークホルダーとの対話

当社は、DEIに関する取り組みと価値を社内外で共有するため、従業員、求職者、取引先、地域社会などのステークホルダーとの対話を重視し、持続可能な社会づくりに向けた協働を推進してまいります。

主管部門

本方針の主管部門は経営管理本部とし、DEIに関する施策は関係部門と連携のうえ、運用状況の確認・見直しを継続的に行います。

管理指標

当社は、方針の実効性について、以下の指標を目標として管理しております。
新規採用における女性比率:30%以上
障がい者雇用比率:2.5%以上

継続的な見直し

本方針は、GRIスタンダード(GRI 405: 多様性と機会均等)、ISO 26000(社会的責任に関するガイダンス)、ならびに国内外の人的資本開示ガイドラインの考え方を尊重し、作成しております。また、労働市場や社会的要請の変化、国内外の法制度に応じて、継続的な改善を図るとともに、本方針についても適宜見直しを行います。改廃は、取締役会の決議によって実施いたします。

制定日:2025 年   5 月 16 日

株式会社ラクス 代表取締役 中村 崇則