環境方針

基本声明

株式会社ラクス(以下、当社)は、ITサービスの提供を通じて、社会のデジタル化や業務の効率化、ペーパーレス化を支援し、地球環境への負荷軽減に貢献することを企業の社会的責任であると認識しており、環境方針を定めております。
この認識のもと、環境保全への取り組みを経営の重要課題の一つと位置づけ、環境マネジメントの実践を通じて、環境への配慮と汚染の未然防止を継続的に推進してまいります。
また、当社は、国際連合が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)のうち、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」など、環境保全に深く関わる国際的な社会課題の解決に貢献する姿勢を重視し、社会的潮流との整合を図りながら、組織の持続可能性と公正な社会の実現に努めてまいります。

コミットメント

適用範囲

本方針は、当社のすべての役員及び従業員(契約社員・派遣社員を含む)に適用いたします。また、当社の事業活動に関わるすべてのビジネスパートナーに対しても、本方針の趣旨をご理解いただき、支持・協力していただくことを期待しております。

環境保全への取り組み

当社は、ITサービスの提供を通じて、社会のデジタル化や業務の効率化、ペーパーレス化を支援し、社会全体の環境負荷低減に寄与するソリューションを開発・提供いたします。
また、事業活動に伴うエネルギー消費や廃棄物、温室効果ガス(GHG)排出等の環境影響を最小化するよう努めてまいります。加えて、気候変動によるリスクと機会を認識し、対応戦略を事業活動と経営判断に反映いたします。

法令遵守

当社は、環境関連の法令及び規制を遵守し、適切な対応を継続してまいります。

教育・啓発

当社は環境に関する社内理解の促進が重要であるという認識のもと、社内教育・啓発の在り方や実施方法について、継続的に情報収集・検討を行っております。今後も、社内外の動向を踏まえつつ、当社にとって最適な学習機会や枠組みの可能性を探求してまいります。

ガバナンスと情報開示

本方針は、取締役会の監督のもとで推進されております。環境に関する取り組み状況や進捗については、適切な形で情報開示を行ってまいります。

ステークホルダーとの対話

当社は、本方針の実効性を高めるため、社内外のステークホルダーとの対話を重視しております。継続的な意見交換や協働を通じて、より良い環境保全の取り組みへとつなげてまいります。

主管部門

本方針の主管部門は総務労務部とし、環境に関する施策は関係部門と連携のうえ、運用状況の確認・見直しを継続的に行います。

管理指標

当社は、以下の指標について一定の仮定のもとに合理的に測定しえる範囲の数値を継続的に公表してまいります。

  • 電力消費量
  • 紙消費量
  • CO2排出量(Scope2、Scope3)

目標値については従業員1名当たりの各消費量/排出量を定量的に設定し得るかを検討中です。

継続的な見直し

本方針は、GRIスタンダード(GRI 302: エネルギー、305: 排出量)やISO 14001(環境マネジメントシステム)、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言の考え方を踏まえて作成しております。社会的要請や法令の改正、気候変動リスクへの対応などに応じて状況を評価し、継続的な改善を図るとともに、本方針についても適宜見直しを行います。また、環境負荷の可視化や指標の整備にも段階的に取り組んでまいります。改廃は、取締役会の決議によって実施いたします。

制定日:2022 年 12 月 14 日
最終改定日:2025 年   5 月 16 日

株式会社ラクス 代表取締役 中村 崇則